メルカリの次なる一手になるか!?
昨日の続きの記事のような記事が更新されました!
メルカリ「フリマの次」急ぐ 金融拡大、メタバース視野:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC166P70W3A210C2000000/
昨日更新した記事の続きのような内容になります。
アメリカ事業での苦戦と国内のネットフリーマーケット事業の伸び代がある程度飽和してきている事が問題になっているメルカリ。
しかしその中でも次なる一手として期待されている事業があります。それが金融事業とメタバース事業です。
1.金融事業
記事ではメルカリの過去の取引履歴を元に分割払いができるシステムを掲載しています。
実際に借りた人は住宅ローンが通らず、クレジットカードも審査が通らないという方でしたが、メルカリ分割払いの申請はすぐに通ったと語っています。
実際に7年使っていたメルカリの取引履歴を元に信用に値するという判断をメルカリは下しています。
過去の履歴を元にAIが年収や職業だけでなく総合的な部分で返済能力を導き出すとの事です。
実質年利15%とかなり高額な利率が見込める為しっかりと債権回収ができれば収益はかなり見込めると思います。
既存の金融機関では借りることができない層を中心に取り入れることが期待されています。
これ以外にもクレジットカードや仮想通貨の売買など様々な金融事業に幅を広げでいく予定です。
債券残高は一年で56%増と着実に成長している分野です。楽天やSONYなど本業とは別に金融業で安定している会社は多くあります。金融で儲けて本業に投資するメルカリの求めていく姿ではないでしょうか?
2.メタバース
メルカリは今後のメタバースを用いた売買の可能性も含め、無形資産の取引準備もしている。
仮想空間で現実のスーパーやデパートのようにモノの売買ができれば小売業にとっては凄く相性がいいですもんね。
家にいながら実際に仮想空間のマーケットでお買い物に出れる。昔では考えられないような発想ですよね。
そのためにNFTの開発にも取り組んでいるとかのことです。メタバースとブロックチェーン技術は切り離せないものになってますから、ブロックチェーンの会社を買収したのも納得がいくことでしょう。
しかしメタバースに関してはまだまだ社会への浸透性は低く、これからどれぐらいで普及するのか、そもそも利用者が納得するまでのものが実際にできるのかはまだまだ不透明性が高い部分になるので一つの賭けになることは間違い無いでしょう。
以上の2つがいま期待されている事業ですが、金融に関してはまだ黒字の状態になっていない。
メタバースに関しても先行企業が既にいる。
明るい視点ばかりではないので、これから先メルカリ次第で大きく運命を左右する結果となりそうです。