日銀、マイナス金利政策の解除へ!経済正常化の一歩

皆さん、こんにちは!今日は金融界から大ニュースが飛び込んできました。日本銀行(日銀)が、2024年3月18〜19日に開かれる金融政策決定会合で、マイナス金利政策を解除する見通しとなったそうです!

 

 33年ぶりの高水準の賃上げ

この決断の背景には、2024年の賃上げ率が5.28%に達し、33年ぶりの高水準となったことが大きく影響しています。これにより、日銀が目指す2%の物価目標を持続的・安定的に達成できる環境が整ったと判断されたようです。

 

金利ある世界」への移行

マイナス金利政策の解除は、金融政策の正常化に向けた重要な一歩です。日銀が政策金利を引き上げるのは、2007年2月以来、実に17年ぶり。これにより、日本経済は「金利ある世界」に踏み出すことになります。

 

マイナス金利政策の終了

現在の短期政策金利はマイナス0.1%ですが、これを0.1ポイント以上引き上げて、短期金利を0〜0.1%に誘導する案が有力とされています。2016年2月に開始されたマイナス金利政策は、これによって終了します。

 

賃金上昇と物価目標の達成

連合が発表した2024年春季労使交渉の結果、賃上げ率は平均5.28%に達しました。中小企業の賃上げ率も4.42%と32年ぶりの高水準です。この賃金の持続的上昇が、日銀の目指す2%の物価目標達成に寄与する見込みです。

 

 金融緩和の維持

日銀はマイナス金利政策の解除とともに、大規模緩和の柱である長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)も撤廃する方針です。しかし、副総裁や審議委員は、マイナス金利を解除しても「緩和的な金融環境を維持していく」と述べています。

 

世界に与える影響

日銀がマイナス金利を解除すれば、企業や家計にとどまらず、世界の資金の流れにも大きな影響を与えることが予想されます。米連邦準備理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)などがインフレ抑制のために利上げを進める中、日銀の動向が注目されています。

皆さん、日銀のマイナス金利政策の解除は、日本経済にとって大きな転換点となるでしょう。今後の動向に注目していきましょう!それでは、また次回のブログでお会いしましょう